『専門機関による歯の完全清掃』を行います。
鏡を見ながら磨いても落ちない汚れもしっかりケアします。
自分ではなかなか磨くことのできない歯と歯肉の境目をやさしくケアします。
毎回歯垢(磨き残し)を染め出して完全除去しますので、歯周病菌の数を激減させることができます。歯ぐきの炎症を抑え歯肉が引き締まってきます。 歯を支える骨の喪失を防ぎます。
歯面の着色を除去し、白く輝きのある口元を維持できます。P.M.T.C専用の器材により、歯面の着色も染め出して除去します。歯の表面へのカルシウム補給を助け、汚れをつきにくくします。
磨き残しの徹底除去により、虫歯の進行を抑えます。また、P.M.T.C終了後のフッ素塗布により、歯の表面を再石灰化(強化)します。
P.M.T.C終了後に担当医がお口全体の検診を行います。歯面清掃後に検診を行うため、歯・歯ぐきの些細な変化も見逃しません。
汚れを染め出しすることで、磨き残しや、磨くのが苦手な場所を理解していただけます。
研磨にはフッ素入りのペーストを使用します。あらかじめ専用シリンジにペーストを入れ、歯ぐきの山型にもりあがっている部分を押し下げながら注入しておきます。
専用のやわらかいプラスチックチップを歯と歯ぐきの間に入れ、磨いていきます。モーターで動かすので、音や振動は大きめですが、痛みは全くありません。これで歯と歯の間まで、ツルツルになりました。
<カップ> 歯に押し当て、カップのふちが歯ぐきのポケットに届くようにした状態で磨きます。歯と歯ぐきの境目に沿わせ、ゆっくり動かします。
<ポイント> 金属のつめものの周りや、生えかけの6歳臼歯などに使用します。
<ブラシ> 奥歯の溝を磨くのに使用します。
3ウェイシリンジで、歯の溝の中に汚れが残っていないか気をつけながら研磨剤を洗い流します。 歯が研磨され、再石灰化に適した状態になったところで、フッ化物を隣接面に注入します。フッ化物とは虫歯を予防してくれる、フッ素のお薬のことです。唾液がつかないようにして、フッ化物を注入したら、4~5分放置し、その後、はみ出した部分をぬぐいます。