2023年12月21日
虫歯予防に効果的な成分としてフッ素(フッ化ナトリウム)がありますが、歯科医院でフッ素塗布を受ける以外にも日常のブラッシングで取り入れることもできます。
フッ素入りの歯磨き粉を使うことで、毎日の歯みがきで手軽に虫歯予防ができます。
最近はほとんどの歯磨剤(歯磨き粉)が「フッ素配合」となっていますが、選ぶときに注意したいのがフッ素の含有量です。
仮にフッ素の含有量がほんのわずかであっても、入っていさえすれば「フッ素配合歯磨剤」として売り出すことができるため、注意が必要です。
もちろん歯科医院でもフッ素配合の歯磨剤を販売していますが、よく見てみると必ず「歯科医院専用」と書いてあります。
歯科医院で販売されている歯磨剤に含まれているフッ素の含有量は990ppm~1000ppmを超えるものがほとんどで、これはドラッグストアで販売されている商品とは比べものにならない量です。
そのためもしも虫歯予防として効果的にフッ素を採り入れたいなら、歯科医院で売られている歯磨き粉を使うことをおすすめします。
フッ素は歯の表面に沈着させておくことで虫歯予防の効果を発揮するため、磨いた後のうがいは2~3回程度にとどめておきましょう。
2023年12月7日
虫歯予防や歯周病対策には、歯ブラシで丁寧に磨くことがまず基本です。
また歯科医院の定期健診時に歯の状態を診てもらい、歯みがき指導をしてもらうこともおすすめです。
同時に、今自分が使用している歯ブラシが合っているのかどうかも確認が必要です。
歯並びや口の大きさは人それぞれ異なっており、奥歯の磨き残しなどが無いよう、
きちんと奥まで届くサイズの歯ブラシを見つけることをおすすめします。
経験談ですが、現在記事を執筆しているスタッフ(私)は歯の定期健診時に磨き残しを指摘され、
歯ブラシのヘッドが薄く小さく、小さな口でも奥まで届きやすい形に変えました。
すると今まで届いていなかった奥歯までブラシが届くようになり、磨き残しが改善されました。
こういった歯ブラシの形についても、歯科医院ではご相談頂けます。
力を入れるクセがある方は、柔らかいタイプの歯ブラシを選ぶことで、力の入れすぎに注意して磨けます。
力を入れて歯ぐき部分を擦ってしまうと、だんだんと歯ぐきが下がってしまうおそれがあります。
また歯垢をしっかりと除去できるように、歯周ポケットの汚れを落とすことも重要です。
毛先がとがっているタイプの歯ブラシは、歯周ポケットの歯垢も除去することができます。
歯ブラシの形や大きさ、特徴を知ることで、より自分に合った虫歯や歯周病予防のケアができるようになります。
2023年12月1日
2023年年末、2024年年始の休診のご案内です。
いよいよ12月、今年も残りわずかとなりました。
年末年始は混雑することが予測されますので、
歯の治療や歯のクリーニングなどをご希望の患者様は、お早めのご予約をお願い致します。
年末年始につきましては、誠に勝手ながら下記の通りとさせていただきます。