2023年6月22日
従来のワイヤー矯正治療では、強い痛みを感じてしまう人も少なくありません。
マウスピース矯正でもまったく痛みを感じないとは言えませんが、確実に避けられる痛みもあります。
劇的に痛みが減ることはほぼ間違いないでしょう。
理由としては、治療の進め方がワイヤー矯正とはまったく異なるからです。
矯正中に発生する痛みは歯へかけられる圧力ばかりでなく、ものを噛んだときの痛みや装置によって口内が傷付けられることの痛みなどもあります。
歯を動かす圧力はある程度致し方ないですが、マウスピースの場合交換は2週間に1回程度と回数が多いため、1回の歯の移動幅が小さくて済みます。
つまり歯にかける圧力も少なくなるため、締め付けられる痛みは大幅に軽くできます。
マウスピースは食事や歯みがきなどでは自分で簡単に外せますので、ものを噛んだときの衝撃の痛みは簡単に避けられます。
そしてワイヤー矯正装置が口の内側や舌を傷付ける痛みは、マウスピースでは起こり得ません。
マウスピースは歯の全体を覆いますので、口内を傷付けることはほぼないのです。
こうしたことから、マウスピース矯正では歯にかける圧力による痛み以外では、あまり痛くない矯正方法だと言われているのです。